新年あけましておめでとうございます

今年も、西成医療生協および「このまちサイト」をよろしくお願いいたします。

蒲生健理事長の新年のごあいさつ

―「大阪都構想」は福祉、医療を破壊する―

西成医療生協書道部のみなさんの書き初め

西成医療生協書道部のみなさんの書き初め

新年あけましておめでとうございます。

今年は大阪、とりわけ西成区にとって大変な年になりそうですが、心を引き締めて頑張る決意です。
さて、国や府や市は一体何のためにあるのでしょうか。それは、親の財産や運不運、健康や才能に左右されて、貧富の差、今様に言えば格差がひろがるのを是正する為にあるのです。税の公平性、福祉や医療や教育の機会の均等がその手段です。これが「大きな政府」論です。
ところが、大企業や大金持ちはこんなやり方には不満です。この世の中は競争社会で弱肉強食は仕方がない。今様に言えば市場原理を徹底すべきで、あくまでも自己責任の追及が原則です。これが「小さな政府」論です。
期待はずれであった今の菅民主党政権は実は小さな政府論者の集まりだったのです。だから倒れそうになっても、財界が支えているのです。
昨年の健康まつりで挨拶する理事長ところで、大阪の橋下知事も根っからの小さな政府論者です。「大阪都構想」も関西財界のシナリオを忠実に演じているだけなのです。しかし、これがもし実行され仮に西成区と阿倍野区と大正区が合併させられたら、大阪で一番苦しむのは新西成区(仮称)の私達住民なのです。
今西成区の年間生活保護費は六百九億円ですが、内四分の三が国の負担で残りが大阪市の負担です。大阪都で人口三十万人の新西成区になれば、合わせて年間約二百億円が地元負担になり、新区民一人当たり年間約七万円が区内の生活保護費分として予算から差し引かれます。橋下知事は三区合併で不必要になった二箇所の区役所、区民センター、体育館、プール、図書館を売却すればよいと言いますが、そうしても二、三年でたちまち夕張市の二の舞になることは明らかです。
そうなると、生活保護を受ける資格が有るのに予算がないため受けられない、今まで受けていたのに予算がないと打ち切られた人が街にあふれます。しかし、他の特別区は区長公選で自分の区を守ることに専念。一方、都は福祉は特別区の仕事として全く相手にしない、聴く耳持たない。今の東京都がすでにそうです。
みなさん、こんなとんでもない事態を絶対に起こさせないために、来る四月の一斉地方選挙の持つ意義は決定的に重要です。私も全力をあげて奮闘致します。皆さん共に頑張りましょう。


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