今昔西成百景(048)
◎あとがき 「がもう健府政ニュース」は、一九七九年四月の府会初当選時からほぼ毎月発行し、昨年の九月で二百号に達した。このニュースに断続的にエッセ—を掲載していたが、九十七号より「郷土史エッセ—」として継続する …
一人は万人のために、万人は一人のために!
◎あとがき 「がもう健府政ニュース」は、一九七九年四月の府会初当選時からほぼ毎月発行し、昨年の九月で二百号に達した。このニュースに断続的にエッセ—を掲載していたが、九十七号より「郷土史エッセ—」として継続する …
◎汐見橋線「木津川駅」 かって、南海・電車の玉出駅と岸ノ里駅の間が極めて短く、不思議に思ったものであったが、これは運転手泣かせでもあったらしく、ベテランでも嫌がっていたと聞いたことがあった。 元南海各駅建設で …
◎西成区名の由来に新説 新たに行政区が誕生する場合に、地元で常に問題になるのが「新区名の選定」である。 大正十四年の住吉区の埸合は、昔からの住吉大社があり問題はなかった、 同年の浪速区の時は、 最 …
◎阿部寺搭心礎石 「阿倍野区松崎町二丁目三丁目の境界線近く、庚申街道西に現在松長大明神の小祠があるが、この付近にはかって側南北線上にニケ所の土壇があり、北の方形土壇には長さ三尺余(約九〇センチ)、幅二尺五寸余 …
◎萩の茶屋 今宮戎神社(浪速区恵美須西一丁目)は浜市での魚座の人々や近郷漁民たちに信仰された戎神社を祀る社である。一月十日の戎祭はこの神社の一年一度の大祭日。前日九日は宵えびす、翌日十一日を残り福といって昔か …
◎天神の森天満宮 阪堺線天神の森停留所の西側に、天神の森天満宮はある。線路にそってひろがる境内のもう一方のはしは旧住吉街道に面しているが、数軒の商店などが道路ぎわにあるので、神社は少し入りこんでいる。 樹齢六 …
◎仮説、殿下茶屋の前からあった天下茶屋 紹鴎別荘跡地という、すでに解明済の解釈を読売新聞がもち出してきたということは、市が発表に際して「二つの天下茶屋跡」問題を避けるため、あえて紹鴎別荘跡地として発表したのか …
◎天下茶屋史跡公園 読売新聞平成八年四月十七日付夕刊に「天下茶屋に史跡公園、大阪市計画、日本庭園や茶室,太閤さんしのぶ茶会も」という見出しで次の記事がのっていた。 「大閤さんが茶の湯を楽しみ、にぎ …
◎明治天皇駐蹕(ひつ)遺址碑 現在の芽本家当主、芽本正弘氏が平成五年六月に雑誌「大阪春秋」に発表しているものに「徳川末期維新前になると、津田是斉が近江梅木から出店を出して対抗し、芽本家の軍散中に対して和中散を …
◎天下茶屋跡 岸里東二丁目十番地に天下茶屋跡がある。 昭和五六年八月、西成区役所区民室発行の「あるいて知ろう西成区」では、「旧住吉街道沿いにある天神の森天満宮から西へ約五十m入ったところに、天下茶 …