市民講座 口の中のカビ 「カンジダ」を正しく知る

参加無料! 保育あり(要事前予約)

とき:2026年10月28日(日) 10:30 ~ 12:00
ところ:大阪市浪速区幸町1-2-34 保険医協同組合会館5階 M&D ホール

(地図)

〜誰がなる?どう気づく?自分と家族を守るロの中の新常識〜

講師:広島大学大学院医系科学研究科公衆口腔保健学教授太田耕司氏

講師より

 健康な人のロの中にもカンジダというカビの仲間がいます。普段は問題ありませんが、体の抵抗力が落ちると、増殖して「口腔カンジダ症」とよばれる感染症を引き起こすことがあります。特に高齢で介護されている方、糖尿病のある方、ステロイドを投薬されている方では注意が必要になります。最もよくみられる「口腔カンジダ症」の特徴は口の粘膜に白い苔が付着する「偽膜性カンジダ症」です。一方で近年は粘膜が赤くなり、ひりひり痛む「萎縮性カンジダ症」も増えており、別の病気との鑑別が必要になることもあります。
 カンジダは口。粘膜に付着すると増殖し、細い菌糸をのばして粘膜に侵入します。免疫力が大きく低下している人では防御する力がないので適切な治療を行わないとまれに血液中にカンジダが入り込むカンジダ血症という重い感染症につながることがあります。「口腔カンジダ症」は早期に適切な抗真菌薬(かびの薬)治療を行えば改善することがほとんどですが、近年、薬の効きにくい菌も報告されております。今回の講演ではカンジダの特徴や病状、治療、予防としての口腔ケアの方法をわかりやすくお話します。また近年、問題となっている薬剤の効きにくいカンジダや他の口の病気との関わりについての新知見をご紹介します。
 本講演が、カンジダへの理解を深め、ご自身やご家族へのお口の健康づくり、そして医療や介護に携わる方々の日常診療の参考としてお役にたてれば幸いです。

主催:「保険で良い歯科治療を」大阪連絡会
℡:06-6658-7731

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