子どもを窒息から守るために
<窒息につながりにくい“食べ方”>
・水分を摂ってのどをうるおしてから食べる。
・一口にたくさん詰め込まない。
・よく噛んで食べる。
・食べることに集中する。
・口の中に食べ物があるときはしゃべらない。
・あおむけに寝た状態や、歩きながら、遊びながら食べない。
▲窒息につながりやすい食品▲
丸くてつるっとしているもの
ブドウやミニトマト:乳幼児(特に4歳以下)は1/4にカットする。(図)
ソーセージ:縦半分に切る。
こんにゃく:糸こんにゃくを使用し、1㎝程度に切る。
ピーナッツなどの豆類:未就学児(特に5歳以下)には避ける。
粘着性が高く、唾液を吸収して飲み込みづらいもの
餅、ごはん、パン類、焼き芋、カステラ、せんべい:無理なく子どもの口に入る大きさにし、一口ずつのみ込めたことを確認しながら与える。合間に適宜水分を摂らせる。
固くて噛み切りにくいもの
エビ、貝類:2歳以上になってから。
リンゴ、ニンジン:離乳完了期までは加熱する(すりおろしても大きめのかけらが混入することがある)。
水菜:1-1.5cmに切る。
イカ:小さく切って加熱するとさらに硬くなるため注意。
弾力性があり噛み切りにくいもの
きのこ類:繊維に逆らい、1cm程度に切る。
唾液を吸収して飲み込みづらいもの
焼きのり:2歳以上になってから。それまでは刻みのりを、かける前にもみほぐし細かくする。
鶏ひき肉のそぼろ煮:豚肉との合い挽きで使用するか、片栗粉でとろみをつける。
ゆで卵:細かくして、何かと混ぜる。
煮魚:味をしみ込ませ、やわらかくしっかり煮込む。
<もしも気道に食品が詰まってしまったら>
1. ただちに周囲の人に助けを求める。
2. 119番に通報する。
3. 応急処置を開始する。
※応急処置(異物除去や心肺蘇生)の方法を動画で学んでおきましょう
リンク先:日本小児科学会HP(食品による窒息)⬇️

【お断り】現在は、日本小児科学会HPにて、前半(基礎編)と後半(対応編)に分かれています。

嘔吐がおさまってきたら、少しずつ栄養をとりましょう。基本的にはいつものごはんで良いのです。乳児では、母乳をやめたり、ミルクを薄めたりする必要はありません。幼児食の子どもでは、うどんやお粥、豆腐や卵、鶏肉やアジなど脂肪の少ない肉や魚、軟らかく煮た野菜やバナナ・りんご・ももなどが、消化の負担が少なくおすすめです。ハムやソーセージ、イチゴやミカンは、もう少し元気になってからにするといいですね。

子どもにとって、夏は楽しいイベントの多い季節です。水遊びをしたり、お出かけしたり、……いつもとちょっと違う時間にわくわくする機会が増えますね。一緒に過ごす大人にとっても、子どもの新しい一面を発見できるのは嬉しいことです。