間一髪!!連日の酷暑 生命を守るリレーで救助につなぐ

 医療福祉生協専務より、投稿依頼がありましたので、掲載します。写真は、当日の消防隊の救助活動。

2026年7月24日 大阪きづがわ医療福祉生協専務

 連日続く猛暑の中地域の見守りネットワークが一人の高齢利用者の生命(いのち)をつないだ。
 今回救助されたのは、Kさん(92)。24日、熱中症のため人病院へ救急搬送された。発見のきっかけは、支部長・丫さんが「最近Kさんの姿を見かけない」と気づいたことだった。自宅に電乾をしても応答がなく、前日には定期通院していた整形外科への来院もなかったことが分かり、この情報は組合員活動部へと伝えられた。
 報告を受けたGさんは早速Kさん宅を訪問。しかしチャイムを押しても応答はなく、電話にも出られない。異変を察知した蒲生さんはすぐに担当ケアマネジャーへ連絡を入れた。
 くUさんが駆けつけた際も、玄関の鍵はかかったままだった。何度もチャイムを鳴らし、電話をかけ続けたところ、かすかに「ちょっと待ってください」という声が返ってきた。玄関横の小窓からのぞくと、火さんが玄関付近にへたり込んでいる姿が確認された。
 事態を重く見たUさんは救急隊・消防隊へ要請。隊員らは2階のベランダから室内へ進入し、Xさんの無事を確認した。発見時、体温は39度に達し、強いロの渇きを訴えていたが、会話は可能な状態だった。本人は一度救急搬送を拒んだものの、Uさんの説得を受けて救急車に乗り込んだ。
 Xさんは普段から腰や足に痛みを抱えており、「エアコンを使うと痛みに響く」として、日頃からエアコンの使用を控えていたという。消防隊が到着した際も室内にエアコンは点いておらず、窓がわずかに開いているだけの状態だったが、室内は極めて高温になっていた。
 こうした事例はKさんに限らない。他の患者・利用者からも「夜はエアコンを使うが、昼間は使わない」という話が複数聞かれている。持病や体質への配慮からエアコン使用をためらう気持ちは理解できるものの、日中の室温上昇は命に関わる危険をはらんでいる。
 今回、丫支部長の「気づき」から始まり、組合員活動部、そして駆けつけた職員、救急、消防隊へと引き継がれた迅速な連携が、一人の命を救う結果につながった。
 この「生命のリレー」を今後も途切れさせないためにも、日中を含めた適切なエアコン使用の重要性を、あらためて患者・利用者一人ひとりに伝えていく必要がある。そして何よりも、組合員と組合員のつながリこそが”生命を守るネットワーク”であり、職員の”専門職”としての権利擁護の視点”が”協同組合の価値”に他ならない。ここに確信を深め日々の地域活動と事業活動をすすめようではないか!

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