大阪きづがわ医療福祉生協の元理事長、日本共産党元府会議員だった、蒲生健さんの郷土史エッセー、「今昔西成百景」「今昔木津川物語」をご本人などのご許可を得て、随時掲載してゆきます。古くは古墳時代から続く、木津川筋の喜悲こもごもの歴史の中で、夢がかなったこと、かなわなかったことも多々あると思います。しかし、こうした歴史のエピソードは、積み重なることで現在の政治や生活を変革し、やがて未来への糧になると信じます。では存分にお楽しみください。
画像は、「今昔西成百景」と「今昔木津川物語」の表紙、南海電鉄汐見橋線「木津川」駅と阪堺線「神ノ木」駅です。および原本の奥付、蒲生健氏の2004年現在の略歴です。
目次一覧です。
「今昔西成百景」分
- 木津川
- 安養寺
- 住吉街道
- 千本通りの桜
- 紹鴎の森
- 幻の十三間堀川
- 由緒ある西成区名
- 旧市電通り
- 民主診療所
- 南海天下茶屋工場跡地
- 出城通り
- 天津橋
- 玉出
- 梅雨入り
- 千本松渡船
- 「盆踊り」「地蔵盆」
- 天下茶屋
- てんのじ村
- 木津川筋造船所
- 木津勘助ゆかりの一敷津松之宮神社
- 弘治—伊藤村長父子の義侠
- 生根神社—だいがく
- 津守「新田」・津守神社
- 「聖天さん」-海照山正円寺
- 元西成寮(松通り)
- 幻の緑地公園
- 天下茶屋の仇討ち
- 「ふたりっ子」とわが街天下茶屋
- 阿部野神社
- 鶴見橋
- 今宮-勝田村長の英断
- 汐見橋線
- 天下茶屋公園
- 天下茶屋跡
- 明治天皇駐躍(ひつ)遺址碑
- 天下茶屋史跡公園
- 仮説、 殿下茶屋の前からあった天下茶屋
- 天神の森天満宮
- 萩の茶屋
- 阿部寺搭心礎石
- 西成区名の由来に新説
- 汐見橋線「木津川駅」
- 西成の空襲①
- 西成の空襲②
- 西成の空襲③
- 西成の空襲④
「今昔木津川物語」分
- 是斎屋と天下茶屋公園
- 天下茶屋跡と紹鷗の森
- 阿部野神社と大名塚
- 阿倍野王子神社と晴明神社
- 松虫塚と海照山正円寺
- 勝間《こつま》街道
- 粉浜の閻魔地蔵堂
- 生根神社(奥の天神社)
- 大海神社
- 住吉大社
- 高灯篭
- 「新田」と小作争議
- 大和川
- 住吉公園
- 高砂神社・高崎神社
- 通天閣
- 俳人小西来山
- 鉄眼寺(端竜寺)
- 願泉寺・唯専寺
- 篠山神社
- 木津(中村)勘助の実像
- 近代紡續工業発祥の地
- 大正区の「新田」づくり
- 渡船と私
- 三軒家女工哀史
- 玉出遺跡
- 西成と京都のつながり
- 続西成と京都のつながり
- 天下茶屋俘虜収容所百年
- 釜ケ崎の歌
- 玉出四ヶ寺
- 帝塚山古墳
- 土佐藩住吉陣屋跡
- ナニワ企業団地
- 安倍清明神社
- 天王寺の坂
- 四天王寺
- 生国魂神社
- 庚申街道
- 茶臼山
- 江之子島政府
- 川は流れて
- 土佐稲荷神社
- 阿弥陀池
- 西区の埋もれた堀と川
- 安治川と河村瑞賢
- 天保山
- 大阪港
- 「長崎橋」の”なぞ“を解く
- 勝間と玉出を「古地名」でみてみれば…
- 田ノ川子安地蔵尊
- 阪堺電車上町線
- 宝山寺・十三仏
- 万代池
- 続万代池
- 波切不動尊
- 吉田兼好の藁打ち石
また、続編として、冊子に載らなかった、堺や大阪市南部の史跡めぐりや、史跡にちなんだ動画映像も公開予定です。お楽しみにしてください。
続編一覧
- 今昔堺物語-高須神社
- 今昔堺物語-鉄砲町
- 南大阪歴史往来-大和川の川違《たが》え(その一)
- 南大阪歴史往来-大和川の川違《たが》え(その二)
- 南大阪歴史往来-一運寺
- 南大阪歴史往来-荘厳浄土寺
- 南大阪歴史往来-住吉行宮正印殿
- 南大阪歴史往来-浅沢神社
- 南大阪歴史往来-「初辰」さん
- 南大阪歴史往来-西之坊
- 南大阪歴史往来-天野屋利兵衛
- 南大阪歴史往来-哀愍寺《あいみんじ》
- 南大阪歴史往来-神南辺大道心
医療生協機関紙「みらい」掲載分
・次郎と友子の「びっくり史跡巡り」日記
- 第1回 日本の仏教伝来の地が西区阿弥陀池
- 第2回、第3回 鈴虫の寺は下町ロケット
- 第4回・第5回 首途八幡宮ー義経が津守にいた
- 第12回・第13回 京洛五条世継地蔵 家康…阿茶局…忠輝」
- 第16回・第17回 仏光寺《ぶっこうじ》と後醍醐《ごだいご》天皇の思惑」
- 第18回・第19回 極楽浄土即成院と那須与一
- 第20回・第21回 岩屋寺(大石寺)良雄の弁証法
- 第22回・第23回 尼崎の「広済寺」に近松門左衛門の墓
- 第24回・第25回 天智天皇陵(沓塚) 山科
- 第28回・第29回 近江の八幡堀と残影
- 第32回・第33回 蟹満寺
【注記】底本は、画像参照してください。底本の表現上で、現状にそぐわない箇所は、最低限の訂正を加えましたが、大部分は、底本通りに再現しています。執筆者の蒲生健氏、写真・挿絵の勝田忠保氏の著作権は存続していますので、二次利用はご遠慮ください。